ロシアの陸上選手が、ドーピングしていたことが発覚して
それが、なんと国ぐるみの大問題にも発展しそうな勢いです。
禁止薬物もいろいろあるんですね。
例えば、赤血球を増やして疲れにくくするとか、筋肉増強、
遺伝子を操作するものまであるそうです。
そうやって手にした金メダル、選手はどんな思いだったのでしょう。
素直に一番になったことを喜んだのでしょうか。
それとも、どこか後ろめたい思いを持ちながら、表彰台へ上ったのでしょうか。
いずれにしても、そうまでしてメダルを取らなくてはいけない・・・
ぜったいおかしいですよね。
息子がミニバスケットをやっているので、試合にも同行するのですが
観客席から見ていると、明らかにファールだろう!と思うようなプレイや
審判が見ていない所で、こそっと足をかけたりぶつかったり・・・
で、それを見て見ぬふりどころか、子ども達にそうするよう指導している
コーチや監督を見ると、目と耳を疑ってしまいます。
そうまでして勝たなくてはいけない、そんな勝負の世界に???です。
キレイごと・・・と、言われるかもしれません。
それでも、私は子どもたちにフェアプレイを徹底したいですね。
たとえ、その試合に負けたとしても、それでもいいじゃないですか。
スポーツの世界だけでなく、どんな場面においてもフェアプレイ精神を貫く。
その精神力を、周りがどうであれ、自分は正々堂々を貫くことができる力を
今、熱中しているスポーツを通して学んでいってほしいと思います。
2020年、東京で開催されるオリンピックでは、全ての選手が、全ての国が
平等で公平で、そして何のしがらみもない中で、自分の力を精一杯出し切って
それを競い合う、そんなオリンピックであってほしいと思います。